Google で商品を検索したことはありますか?
Google で「革財布 メンズ」や「キャンプ用品」など、具体的な商品名を検索したことはありますか?
検索結果の画面に、画像・価格・店名がセットになった商品がズラッと並んでいるエリア……あれこそが「Google ショッピング」です。

お客様がこの画面であなたのショップの商品を見つけてくれれば、そこから直接購入に繋がる可能性が非常に高まります。 ネットショップを運営しているのであれば、選ばれるための土台として必ず活用しておきたい機能です。
本記事では、2026年1月現在の最新トレンドを踏まえ、Google ショッピングの基本的な仕組みと、なぜ今これが事業成長に不可欠なのかを分かりやすく紹介いたします。
なぜ、今 Google ショッピングなのか?
かつての Google ショッピングは、単なる「検索結果の一部」に過ぎませんでした。しかし現在では、その表示場所は劇的に広がっています。
- 購入意欲の高い層へリーチ:商品を探している「今すぐ買いたい」ユーザーの目に直接飛び込みます
- AI との連動:Google の AI アシスタント「Gemini」や AI による概要の中で、あなたの商品が提案されるようになります
- 実店舗への誘導:ネットショップだけでなく、近くで探している人を実店舗へ導く「ローカルリスティング」としての役割も果たします
つまり、Google ショッピングに対応することは、AI 時代の新しい SEO(検索エンジン最適化)とも言えるのです。
Google ショッピングには「無料」と「有料」がある
Google ショッピングに表示される商品には、無料で掲載できる「無料リスティング」と Google 広告に広告費を支払って掲載する「ショッピング広告」の2種類があります。
① 無料リスティング(無料枠)
お金をかけずに、商品を掲載できる枠です。商品の掲載が保証されているわけではないので、必ず商品が掲載されるわけではありません。表示されやすくするためには、商品情報を Google に正しく伝えてあげる必要があります。
② ショッピング広告(有料枠)
Google 広告を使って広告費を払うことで、より目立つ位置に表示される枠です。クリックされるたびに費用が発生します。

画面上で「スポンサー商品」と表示されているものが、有料広告です。
多くのネットショップは、まず無料リスティングから始めます。無料でも、きちんと商品情報を整えれば、十分にお客様に見つけてもらえる可能性があります。
どんなショップが使っているのか?
Google ショッピングで掲載されている商品情報をながめていると、大手の通販サイトやネットショップの商品がズラリと並んでいることもあるので、大手企業だけしか掲載できないのではないか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。
個人で運営している雑貨ショップ、地方の実店舗がネット販売を始めたケース、作家が自分の作品を販売しているショップなど、小規模なネットショップでも、Google ショッピングに商品を掲載することは可能ですし、実際多くの小規模なネットショップもお客様に見つけてもらっています。
ただし、本格的に事業を伸ばしたい(年商1億円以上を目指す)のであれば、商品情報の整備は「できればやっておく」レベルではなく、必須の投資です。
大切なのは、ショップの規模ではなく、「商品情報をきちんと整えているかどうか」です。
Google ショッピングは、どこに表示されるのか?
Google に商品情報を登録すると、お客様が商品を探している「あらゆる瞬間」にあなたの商品が表示されるようになります。
主な表示場所は以下の通りです。
1. オンライン販売を加速させる「無料リスティング」
ネットショップへの流入を最大化するための、最も基本的な表示場所です。
- Google 検索結果(メイン画面):商品名で検索した際、検索結果の最上部や右側に画像付きで大きく表示されます。一目で商品の魅力が伝わり、購入意欲の高いユーザーを逃しません
- 「ショッピング」タブ:Google 検索の「ショッピング」タブをクリックした際の商品一覧です。価格やスペックをじっくり比較検討している層に有効です
- Google 画像検索:画像で商品を探しているユーザーに対し、「商品」ラベル付きで画像が表示されます。アパレルやインテリアなど、視覚的な印象が重要な商材に非常に強力です
- YouTube:自社の YouTube チャンネルの動画下や検索結果に商品を表示できます。動画で商品の魅力を伝えた直後に、スムーズに購入へ誘導することが可能です
Google レンズや AI による概要やAI モード、Gemini(AI アシスタント)との会話の中でも、あなたの商品が提案されるようになります。これらの AI 機能に自社商品を正しく「推奨」してもらうには、Google Merchant Center を通じた正確な商品データ提供が不可欠です。これはまさに、「AI 時代の新しい SEO」とも言える重要な施策です。
2. 実店舗へお客様を呼ぶ「無料ローカルリスティング」
もし実店舗を運営しているなら、Google ショッピングは「ネット上の強力な看板」として機能します。Google マップやローカル検索と連動し、「今、近くでその商品を探しているお客様」を店舗へ直接導きます。
- Google マップ:近隣で商品を検索したユーザーに対し、店舗情報と合わせて「在庫あり」の情報を表示
- Google 検索(ローカル検索結果):「渋谷 革財布」のように「場所+商品名」で検索された際、店舗へのルート案内と共に商品を紹介
- 無料リスティング:商品ページに「付近にもあり」「付近にもあり, 〇km」といった情報が表示され、来店を促します
無料ローカルリスティングの最大の強みは、「今日、その場ですぐに欲しい」と考えている近くのお客様を、あなたのお店へ直接ご案内できることです。 ネット通販だけでなく、リアルの店舗をお持ちの方にとっては、来店数を増やすための「ネット上の看板」として機能します。
※Google ビジネスプロフィールというサービスの利用のほか、店舗の在庫情報を別途設定する必要があります
つまり、一度商品情報を送れば、オンラインでも実店舗でも、複数の場所からお客様に見つけてもらえる可能性が高まるということです。
無料リスティングでも効果はあるのか?
無料と聞くと、本当に効果があるの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
結論から言えば、商品情報をきちんと整えれば、無料でも十分にお客様に見つけてもらえます。
ただし、有料広告のように「出稿した翌日から売上が上がる」というものではありません。
Google ショッピングは、長期的に商品を見つけてもらうための「土台」を作る取り組みだと考えてください。
商品情報を送る Google Merchant Center
Google ショッピングに商品を掲載するには、「Google Merchant Center(Google マーチャントセンター)」という仕組みを使います。
簡単に言えば、あなたのネットショップの商品情報を、Googleに送るための「橋渡し役」です。
どんな情報を送るのか?
- 商品名
- 価格
- 商品画像
- 在庫の有無
- 送料や配送日数
- その他の商品属性(色、サイズ、素材など)
これらの情報を Google に送ることで、お客様が検索したときに、あなたの商品が表示されるようになります。
※Google Merchant Center のアカウント作成自体は無料です
カートシステムによっては、連携が簡単にできる
もしあなたが、Shopify、BASE、カラーミーショップなどのカートシステムを使っている場合、カートに登録した商品情報を、自動的に Google Merchant Center に送る仕組みが用意されていることがあります。
基本機能として連携できるようになっている場合もあれば、オプションとして連携できる場合もありますので、お使いのカートシステムのサービス内容を確認してみてください。
つまり、カートの管理画面で商品を登録すれば、その情報がそのままGoogleに送られる、ということです。
ただし、「送る仕組みがある」ことと、「送った情報が正しく Google に伝わる」ことは別問題です。
カートに登録している商品情報が不足していたり、整理されていなかったりすると、Google は正しく理解できず、表示してくれません。
始めるために必要なもの
Google ショッピングを始めるために、特別な技術や資格は必要ありません。
必要なもの
- ネットショップ(すでに運営中であればOK)
- Google アカウント(Gmailアドレス)
- 商品情報(商品名、価格、画像など)
すでにネットショップを運営している方であれば、この3つは既に揃っているはずです。
あとは、Google に商品情報を送るための Google Merchant Center というツールにアカウントを作るだけです。Google アカウントを持っていればだれでも無料で作成できます。
※ただし、ネットショップとしての機能が提供されていたり、特定商取引法に基づく表記など、最低限の情報がサイト上に記載されていたりする必要があります
「設定すれば終わり」ではない
Google Merchant Center への商品登録や、カートシステムとの連携設定自体は、それほど難しくありません。
難しいのは、設定した後に、ちゃんとお客様に見つけてもらえる状態にすることです。
なぜなら、Google は「商品情報が不足している」「情報が正確でない」と判断すると、その商品を表示してくれなくなるからです。
つまり、商品情報を整えることが、Google ショッピングで成果を出すための土台になります。
これは単なる「データ入力作業」ではありません。この商品を選んでもらうために、どの商品属性を登録しておく必要があるか、どんなタイトルが効果的か、という「データドリブンな戦略」が必要です。
まずは基本を知るところから
Google ショッピングの仕組みが分かったら、次はどんな準備が必要かを確認してみましょう。
まずは、現状を確認したい方はこちら
※この記事では、実際に自社の取扱商品に関連する検索をして、自分のショップの商品が表示されているか確認する方法を解説しています




